妊娠中の食品添加物

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食品添加物が妊娠時に与える影響について

妊娠中の食品添加物に注意!妊婦さんは控えたい食品添加物まとめ

妊娠時は、口にしたものが胎児に届くことから、いつも以上に食生活に気を配らなければなりません。特に気をつけたいものが、食べ物やサプリに含まれる『食品添加物』で、カビや菌から守るなどの主作用のほかに、副作用も存在します。

 

全ての食品添加物に、危険性のある副作用が存在するわけではありませんが、流産や奇形など、母体や胎児に影響を与える可能性がある、食品添加物も存在しますので、妊娠時はなるべく控えたいところです。

妊娠時には控えたい12の食品添加物

妊娠の母体や胎児への健康だけでなく、食品添加物のなかには、流産や奇形などの可能性があるものも存在します。これらの食品添加物は、コンビニ食やジャンクフードをはじめ、サプリメント等にも、含まれているものも存在します。特に妊娠中は赤ちゃんのためにも、食品添加物は、意識して控えるようにすることが大切です。

 

 

1.着色料(赤色106号、赤色2号、黄色4号、黄色5号、コチニール色素)

 

漬物、氷菓子などの着色目的で使われており、奇形に繋がる催奇性や、ガンや蕁麻疹の可能性もあります。特に赤色106号は、発ガン性が高いとして、アメリカでは使用が禁じられています。

 

2.着色料(カラメル色素)

 

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飲料水、醤油、ソース、お菓子など幅広く使われている、着色料の一種のカラメル色素に関しては、染色体異常によるダウン症のリスクが高まる恐れがあるといわれています。

 

3.甘味料(アスパルテーム)

 

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カロリーオフやシュガーレス商品に、甘味を付ける目的で使用されており、過剰摂取により母体では流産のリスクを高める恐れや、胎児の健康リスクの可能性があると言われています。他にも、ガン、体重減少、うつ病などのリスクが高まる可能性があるとされております。

 

4.甘味料(ステビア)

 

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甘味料の一種のステビアに関しては、高血圧やつわりやむくみなど、妊娠障害を起こす可能性が高まる恐れがあるとされています。古くは、ステビアを、避妊のために摂取していたという説もいあり妊婦さんとの相性が悪い成分とも言われています。

 

5.発色剤(亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム)+保存料(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム)

 

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ハムやソーセージなどの食肉加工品や明太子を、鮮やかにみせるために使われる発色剤と、同じくハムやソーセージなどに使われる、腐食や変質を防ぐ保存料は、一緒に添加されることも多く、同時摂取すると、胎児の奇形リスクや発ガン性を高める恐れがあるとされています。

 

6.保存料(パラオキシ安息香酸イソブチル、パラヒドロキシ安息香酸イソブチル)

 

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カビや菌などから、清涼飲料水や醤油やソースなどを守る保存料は、染色体異常リスクが高まる恐れがあるとされております。

 

7.酸化防止剤(ジブチルヒドロキシトルエン、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム)

 

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空気と食品が触れることで、色や味などが劣化する、酸化を防止する酸化防止剤は、バター、ポテトチップ、シリアル、ガム、缶詰などに使われており、催奇性による胎児の異常リスクが高まるとされています。

 

8.粘着剤(ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム)

 

妊娠中の食品添加物に注意!妊婦さんは控えたい食品添加物まとめ

食肉加工品やドリンク剤などに、とろみや粘り等を付ける粘着剤は、カルシウムや鉄分など、ミネラルの吸収を抑制することで、カルシウムや鉄分不足による、骨粗しょう症や貧血を招きます。特に、妊娠時は、女性ホルモンの影響や胎児に栄養を運ぶことで、カルシウムや鉄分不足が起きやすいので、骨粗しょう症や貧血の可能性を高めてしまいます。

 

9.防カビ剤(OPPTBZ)

 

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グレープフルーツやオレンジなどの、輸入柑橘類に多く含まれる防カビ剤は、研究者が行った動物実験で、胎児に対して、奇形の一種である口蓋裂(こうがいれつ)と、骨格異常の脊椎癒着(せきついゆちゃく)の可能性がある分かっています。

 

10.化学調味料(L-グルタミン酸ナトリウム)

 

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インスタント食品やコンビニやファーストフードなどでも使われる、調味料の一種で、化学物質過敏症の方は、痺れ、倦怠感、うつ症状などが起きることがあります。妊娠時では、重度の症状が出た場合、胎児の発育に悪影響が及ぶ可能性もゼロではありません。

 

11.乳化剤(ショ糖脂肪酸エステル)

 

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主にサプリメントに使用されていることが多いです。葉酸サプリにも使用しているメーカーもあり、乳化剤は、サプリの成分を混ぜ合わせるために役立ちますが、染色体異常リスクに繋がる可能性があるという報告もあります。

 

12.賦形剤(麦芽糖、マルトース)

 

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これもサプリメントに使用されているものも多く、葉酸サプリに使用しているメーカーさんもあります。サプリを形成する目的で使われる、麦芽糖やマルトースという賦形剤は、糖分の一種でもあるため、血糖値が上がりやすく、糖尿病の恐れがあります。妊娠時は、ホルモンバランスの変動により、血糖値抑制作用が働きにくくなるので、気をつけたいところです。

食品添加物を身体に蓄積させないための4つのこと

妊娠時に控えたい食品添加物を紹介しましたが、上記の通り、身近な食品に含まれていることも多いため、完全に控えることは簡単ではありません。

 

そこで、おすすめなのが、食品添加物を、代謝(排出)することで、蓄積させない方法の実践で、食品添加物を取り込んでしまっても、影響を最小にすることが可能となります。

 

妊娠時でも行いやすい方法ですので、手軽に実践できるでしょう。

 

●白米を玄米にする

 

妊娠中の食品添加物に注意!妊婦さんは控えたい食品添加物まとめ

玄米に含まれるレシチンには、解毒効果があり、食品添加物をしっかりと代謝して蓄積させません。玄米は、クセがあって好まない方もいますが、鮭や梅などを入れておにぎりにしたり、チャーハン、カレーライス、とろろをかけるなど、一工夫すると、白米よりも美味しく食べることができます。

 

注意点としては、玄米は、ミネラルの吸収阻害を起こすこともあるので、野菜や果物などのミネラルも、しっかりと摂ることです。

 

 

●食物繊維を摂取する

 

妊娠中の食品添加物に注意!妊婦さんは控えたい食品添加物まとめ

ごぼう、りんご、海藻類、きのこ類などに含まれる食物繊維には、食品添加物を吸着して、便と排出させる効果があります。妊娠時に起きやすい、便秘解消効果も同時に得られますから、毎日でも食べたいところです。

 

 

●アブラナ科の野菜を摂取する

 

妊娠中の食品添加物に注意!妊婦さんは控えたい食品添加物まとめ

ブロッコリー、キャベツ、大根、白菜、カリフラワーなどのアブラナ科の野菜は、食物添加物を代謝させる、肝臓の機能を高めて、排出をサポートする効果がありますので、これらの野菜もしっかりと食べましょう。

 

 

●咀嚼回数を増やす

 

妊娠中の食品添加物に注意!妊婦さんは控えたい食品添加物まとめ

食事をする際は、唾液が十分にでるように、よく噛んで食べることも大切で、唾液には、食品添加物を中和して、影響を低減させる効果があります。一口最低でも30回以上は噛むように意識しましょう。

まとめ

産婦人科ドクター妊娠時は、お腹の赤ちゃんのことを考えて、色々完璧にやろうと意識しすぎて疲れてしまう方も多く、食品添加物に関しても、同じことが言えます。

 

基本的に、過剰摂取をしない限りは問題ありませんから、コンビニや外食やジャンクフードなどを控えて、バランスの良い食事を意識すれば大丈夫です。

 

ただし、葉酸サプリに関しては、朝・夜など毎日摂ることから、食品添加物の影響を受けやすいので、なるべく食品添加物が入っていないものを選ぶことは、きちんと行う必要があります。

 

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